Nail SpecialCare

ジェルネイル:セルフオフに必要なモノ・時間、手順、注意すること

はじめに

ネイルサロンでジェルネイルをやってもらったあと、ほとんどの方はまたサロンへ行って、オフしてもらって、また新しくジェルネイルをつけてもらう場合が多いと思います。(=ジェルネイルの「付け替え」)

しかし、下記のような理由で、ネイルのオフだけしたい と言う場合もあると思います。

ジェルネイルの「付け替え」ではなく「オフだけ」したいケース

  • 自爪が痛んできたので、しばらくジェルネイルはお休みしたい
  • イベント用にジェルネイルをやってもらったが、イベントが終わったのでオフしたい
  • サロンでのジェルネイルはお高いので、コスト的にしばらくお休みしたい

サロンでジェルネイルの「オフだけ」してもらう場合、2,000〜3,000円前後かかる

ネイルのオフだけしたい場合に突き当たるのが「サロンでやってもらうと、オフだけで2,000〜3,000円もかかる」と言う現実。

オフしてまたジェルネイルをつけてもらう「付け替え」であれば、オフ代も込みになっていたりして「オフ代」が高いと言う印象はあまりないのですが、

「オフだけ」となると、それだけで2,000〜3,000円かかることもザラです。

サロンで、ものの10分・15分くらいでやってもらう、あの「オフ作業」だけに数千円も払うのか・・・、なんか勿体無い。

と思い、私は何度か自宅・自力で、ジェルネイルをオフしています。 

手順や何度かやってみての感想・注意すべきことなどをご紹介しますので、参考になれば幸いです。

自分でジェルネイルをオフする場合の準備物

私は自宅でジェルネイルをオフする時用に、下記のものを準備しています。

セルフでのジェルネイルオフ:準備物

コットン (1cm四方くらいにカット × 10枚ほど)

アルミホイル (8cm四方くらいに適当にカット × 10枚ほど)

ジェルネイルオフ液(アセトン)※通常のマニキュア用除光液とは全くの別物

ネイルオフマシン or 爪ヤスリ(適度な粗さ グリッド数の目安は150~180前後)

 マシンを買うのが面倒・そこにお金をかけたくない場合は「爪ヤスリ」でも可 ですが、全部手作業でやすっていくのは骨が折れる作業かも。

 マシンはおおよそ2,000円前後で、Amazonや楽天等で手頃に入手できます。

 マシン本体と10種類以上のアタッチメントがセットになったものが多く、用途に合わせてアタッチメントをマシン本体に差し替えます。

・(任意)ウッドスティック/甘皮除去スティック(別名:キューティクルプッシャー・ストーンプッシャー)

 アセトンを染み込ませて、メリメリまばらに剥がれてくるジェルネイルを、スティック状のものでパラパラ剥がしていくと便利です

 (あくまで自爪が傷まない程度に使用)

このような感じで、コットンとアルミホイルを切っておきます◎ 参考として、キューティクルプッシャーも一緒に写しております。

ジェルネイル セルフオフの手順

具体的には下記のような手順で、オフしていきます。

  1. ネイルオフマシンで、ジェルネイルの表面を削っていく (「硬いのヤスリ」状のアタッチメントをマシンにつけます*図1
    • 少しずつ、表面をなぞるイメージで削っていきます
    • 勢い余って、自爪まで削らないように注意 (爪を横から見たりして、自爪に被さっている「ジェルネイル」の部分を狙って削るのがポイント)
    • ジェルネイルが分厚く残りすぎていると、次の工程でアセトンを染み込ませても取りきれない場合があります。自爪を削らない程度に、できるだけジェルネイルの部分をマシンで取り除いてしまうのが時短のポイント。
  2. ジェルネイルがあらかた削れたら、予めカットしておいたコットンにアセトンを染み込ませる
  3. アセトンを染み込ませたコットンを爪の上に置き、ずれないよう注意しながらアルミホイルでギュッと包む
    • アセトンは、硬いジェルネイルもメリメリ剥がすほどの強力な剤です。取り扱い時は、説明書等よく読んで十分注意しましょう
    • ジェルネイルにしっかり密着するように、アルミホイルで包みながら固定するのがポイント
  4. 数分放置して、ジェルネイルが剥がれているか様子を見る (詳細は使用するアセトン等の説明書をご覧ください)
  5. ジェルネイルが十分に剥がれていなければ、時間を追加して様子を見る を繰り返す(コットンが乾いていればアセトンを少しずつ追加で染み込ませる)
  6. ジェルネイルがメリメリ剥がれたら、スティックで取り除く
  7. 微妙に表面にジェルネイルが残っている場合は、マシン(自爪にも使える・固すぎないアタッチメント*図2)で、ジェルネイルを取り除く
  8. 爪磨き用のアタッチメント*図3に付け替えて、自爪をきれいに磨いていく

図解:マシンの主要アタッチメント紹介 

*あくまで私が愛用しているタイプでの紹介なので、詳しくはお使いのマシンの説明書をご覧ください

⇩図1:シルバーの硬いヤスリ状のアタッチメント

一番最初の行程で、ジェルネイルを大まかに削り取る際に便利 (自爪には決して当てないように!) 

太さが3~5種類くらいセットで付いてきたら、爪の際などは細いタイプにするなど、ご自身で使い分けるすると◎ 

⇩図2:白っぽいヤスリ状のアタッチメント 

うっすら爪の表面に残ったジェルネイルを取り去る時に便利。上記のシルバー/金属タイプよりかは威力弱めで、自爪を削ってしまうリスクも少なめ。

⇩図3:コットン状のような柔らかいアタッチメント

仕上げに自爪を磨く際に便利。

(使用の際は、ご自身のマシンの説明書をよくお読みください)

セルフネイルオフの所要時間

慣れないうちは、10本のジェルネイルオフに、1〜2時間くらいは普通にかかる と思っていた方が良いです。場合によっては、もっと長くかかることも。

(私はのんびりテレビで好きなアニメや映画等を見ながらやるのが好きなので、さらに時間がかかりました。笑)

要領を得れば、もっと時短にできます。

ネイリストさんのように10分・15分というのは、最初からは無理ですが、

何より「自分のお家」で、パジャマのままでも・すっぴんのままでも、好きな時に、オフできるのが、良いところ◎

セルフネイルオフのメリットデメリット

メリット

必要なものさえ揃えば、追加料金は「0円」でネイルオフができる

 1回のネイルオフのためだけに、サロンで2,000円〜3,000円も払いたくない!という方にはオススメ。

 マシンやアセトン等の準備物を、3,000円前後で買ったとすると、セルフネイルオフを自宅で2回もやれば既に元は取れている計算に

(お買い求めの商品価格等にもよりますあくまで私の場合の概算です)

いつでも、好きな時に自宅でネイルオフができる

 これが一番のメリットかもしれないですね。

 ネイルオフだけのために、サロンの予約を取って・予定を空けて、部屋着から着替え、顔を洗ってメイクをして、ネイルサロンまで出向いて、(行きつけではない場合)よく知らないネイリストさんと対面でお話をする と言うのは、結構精神的にも体力的にも面倒なこと。

 セルフでのネイルオフも、正直慣れるまでは手間がかかりますが、私は多少手間がかかっても、空き時間に、ゆったり、自分の家でテレビを見ながらネイルオフする方が、ずっと楽 と思う派です。

セルフネイルオフのデメリット

準備物を整えるのに、少々手間とコストがかかる

人生で1回だけネイルオフ するなら、サロンでやってもらった方が安上がりかもしれないです。

慣れるまでは、10本オフするのに時間がかかる

基本は、サロンでオフしてもらって付け替えしてもらう!と言う人でも、

万が一ジェルネイルに不具合が出た場合などに備えて、自宅でオフできる選択肢を持っておくと良いですよね。

いつもではないけど、たま〜に結婚式へのお呼ばれ等突発的なイベント用などで、ジェルネイルをやると言う方も、

毎度、オフだけで2,000〜3,000円払うのが勿体無いと思う場合は、セルフネイルオフの用品を揃えておくと良いですね。

さいごに

プロのネイリストさんにやってもらうジェルネイルは、見るたび気分が上がるほど可愛いものですが、オフは結構骨が折れる作業です。

ずっと「付け替え」で生きていく!(サロンで、オフとあわせて新たなジェルネイルをつけてもらう)と言う人も、

サロンでやってもらったジェルネイルに不具合が出て、1本だけ取らないといけない(けど、ちょうどサロン予約の都合が合わない)と言う場合も十分あり得ますので、

ジェルネイルをこよなく愛する人は、オフも自分でできるようにすると盤石! と個人的には思っています◎

また最近では、はがせるタイプのセルフジェルネイルや、繰り返し使える特殊なジェルネイルのチップ など、

ジェルネイルの選択肢も増えてきた印象です。 必ずしも、サロンでやってもらわなくても良い と言う時代になってきましたね。

はがせるタイプのセルフジェルネイルは、私も使っているので、また後日ご紹介できればと思います◎

繰り返し使えるジェルネイルのチップ もかなり気になっており、近日買おうか迷っているので、それに関しても別の記事にてご紹介したいと思います。

本日もご覧いただき、誠にありがとうございました◎

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