Cosmetics

正答率98%超で合格|日本化粧品検定1級保持者が実践した勉強方法

はじめに

文部科学省後援の検定試験*である「日本化粧品検定」。通称、コスメ検定。
(*1級・2級)

化粧品に関する幅広い知識を身につけることができ、日常のスキンケアや美容に役立つのはもちろん、
美容・化粧品業界での就職やキャリアアップにも活かせるとあり、
2013年から「166万人」以上*が受験しているそうです。
*参照:公式サイト

筆者自身も、化粧品やネイルなど美容関連の記事を、もっと本格的に・確固たる知識をつけた上で書きたい
と思い立ち「日本化粧品検定 1級」を受験することに。

私の結果

正答率98%以上(60満点中59点)にて一発合格し、無事に日本化粧品検定1級 保持者となりました。

今回は記憶が新しいうちに、筆者が検定当日までに「やったこと」「やらなかったこと」をまとめます。

これから検定合格を志す方へ、何かのご参考になれば嬉しいです◯

1級は試験範囲が広く、暗記も多い?

1級の試験範囲は、1級の公式テキストだけでなく、2級以下全ての内容(2級・準2級・3級)も含まれます
日常の美容知識から、化粧品の歴史、皮膚や爪・毛髪の構造、化粧品の成分や顔料、フレグランスや育毛剤・制汗剤、薬機法等の法規制に至るまで、実に多岐にわたります。

また、1級では特に「化粧品の中身や成分」について、かなりの暗記量があり、
日常では聞き馴染みのない成分名も数多く登場します。

つまり、範囲が広い上に、暗記量も多い
私も勉強を始めた頃は、不安もありましたが、以下の要領で準備を進めたところ満点近い点数で合格しました。
*合格を保証するものではありませんが、1つの勉強法としてご参考にして頂ければ嬉しいです。

やったこと(約3カ月間で集中)

ざっくり進行イメージ

進行イメージ

  • 2級・1級 それぞれの公式テキスト(教科書)と問題集を購入
    *筆者が購入したのは3カ月よりも前
  • 3級を受験し* 内容を復習
    (WEB受験・無料)
  • テキスト類が届いたら「進行スケジュール」を立てる
  • テキスト類に「訂正」がないか公式サイトで確認
    *試験前1週間~前日までに再度確認した方が安心
  • 2級・1級の問題集 それぞれ2周解く
  • 模擬試験・過去問にチャレンジ
    *模擬試験は問題集の巻末にあり。過去問はテキスト・問題集購入時のキャンペーンで入手。
  • 2級・1級の問題集 3周目を解く
  • 自分が間違えやすい部分、暗記パートを総復習

テキスト(教科書)と問題集、どっちから手をつける?

筆者は「問題集をまず解く解きながらテキスト(教科書)の該当箇所を読み込む」を意識して進行しました。

脳の仕組み的に、"間違えた直後が一番記憶に定着しやすい" と聞いたことがあり、
体感的にも、その方が頭にスッと入りやすいので、
先に解く」手法をとっていました。

"間違えた・分からない" 箇所があると 猛烈に悔しいので、覚えるモチベーションも高まりました ◯

そもそも 本を読むのが苦手で脱線しがち な筆者的には、
ひたすらテキストから読破するより、
問題を解きながら、該当部分のテキストを読み込む方が 性に合っていたようです。

実際の問題集の回し方

「問題集」は2級で200問以上、1級で300問以上。
それぞれ、「公式テキスト」での説明順で、カテゴリごとに問題が並んでいます。(あくまで筆者購入時の状況)
例:皮膚の構造、しわ改善成分 など、カテゴリごとに問題が順に並んでいるイメージ

問題集の回し方|ポイント

  • 問題を読む
  • 検討・予想をつけて問題ごとに「仮回答」をメモ
  • 該当テキストを読み込む
  • 仮回答を適宜修正し「ファイナルアンサー」をメモ
  • 問題集の回答欄を見て「答え合わせ
    (3周目は特に、答えの下にある「解説」も読みこむと理解が深まる)
  • 間違えそうになった・間違えた箇所は、印☆ をつける
  • 暗記が必要/ややこしい/超重要だと思うパートは、ノートにまとめる
    • 暗記もの(例:美白・シワ改善の各有効成分、化粧品の基材成分・顔料名等)
    • ややこしい(例:髪・まつ毛の毛周期の違い、保健機能食品の種類等)
    • 個人的に超重要(例:薬機法・景表法等*)
      *美容記事に携わるものとして絶対に間違えてはいけない、と個人的に重要視。

周回ごとに効率化

  • 1周目: 3問程度ずつ、こまめに問題集↔︎テキストを行ったり来たり。
    (時間あれば1問ずつ、問題集↔︎テキストを行ったり来たりしても◯)
  • 2周目: 5~6問ずつ(区切りの良いまとまりごとに)、問題集↔︎テキストを行ったり来たり。
  • 3周目: 問題集の半ページ〜1ページほどまとめて解き、
    あやふやな部分・過去間違えた箇所を重点的にテキストを復習。

問題集↔︎テキストの行ったり来たりが増えるほど時間もかかりやすいので、
2周目あたりから(慣れてきたら)、
区切りの良いまとまりごとに、何問かまとめて進めました。

やらなかったこと

限られた準備期間の中で、「何をやらないか」という選択も大切だと感じます。

個人的にやらなかったこと

  • テキストの隅から隅まで1言1句暗記しようとする
  • テキスト全文を書き写す
  • 準2級の受験*(筆者は時間・コストを考え、しない方を選択)
    ※(有料WEB受験)心配な方は要ご検討ください

2級・1級テキストを、「読んで理解」するのは大切ですが、
1言1句 丸暗記しようと試みるよりは、
問題を解きながら、該当するテキストを読み込んだり、
あやふやな箇所・間違えた箇所を集中的に暗記することに集中しました。

また、テキストを元にノートにまとめる際は、
「どこが重要か」「自分が覚えやすいように、どうまとめるか」を考えながらノートに書きました。
全文そのまま丸写し よりは、
自分が覚えやすいよう、要点に絞り、行間や文字の大きさ、枠の囲い方、イラスト* にも工夫することを意識しました。

*イラストはパッと書ける範囲で、覚えづらいところを中心に入れていました。

これから受ける方へ

1級合格の要の1つである、「成分暗記」について、筆者自身がうまくいった方法をこちらにまとめます。
人により、合う合わないはあると思うのですが、ぜひご参考までにご覧ください。

暗記のコツ

  • 絵を思い浮かべながら、語呂・ストーリーで覚える。

> 例えば:美白有効成分として登場する カモミラET ・ トラネキサム酸。
「鴨(カモ)」「虎(トラ)」が登場するストーリーを作り、
絵本のように「絵のイメージ」と「展開・ストーリー性」を持たせると、まとめて記憶しやすかった

  • 自分で書いたノートを、毎日数秒でもいいから見返す。

結局、自分で書いた文字が一番頭に入りやすい と思う筆者。
一度しっかりノートにまとめさえすれば、繰り返し見ることで、
徐々に・着実に、記憶が定着していった印象あり ◯

さいごに

化粧品検定1級は 美容記事を書くうえで役立つ?

大いに役立つと私は思います。

検定では、そもそもの「皮膚や髪・爪などの基本構造」や「美白/メラニン生成の仕組み」、「シワ改善/ニキビ予防のメカニズム」など、
美容の根本となる「基盤知識」を、体系的に学ぶことができます。

記事作りで言えば、
例えば 「日頃の肌悩み(ニキビ・しわ・乾燥等)」をテーマにした場合、
受験前と比べて、どういったスキンケア・成分が有効か、何を軸にアイテムを選んでいくべきか が、
より論理的に整理できるようになりました。

だからこそ、
誰かに伝える時に「より自信を持って・お伝えできるようになる」という点も、大きなメリットだと思います。

また、基盤知識があまりない状態で、何か美容記事を書こうとなると、
"自分の経験" や "自分の感覚に基づく事(使用感)" に、つい内容が限定されやすいと思いますが、

体系的に美容の基盤知識を学ぶことで
自分が書ける記事の範囲・領域が広がる」という、メリットも感じています。

暗記も多く不安なこともありましたが、
美容関連の記事も扱う者として、
受験して良かったと、心から思います。

不安な時に 自分へ言い聞かせていた事

  • 今、必死に学んだ知識は、必ず自分の身になる
  • 一つずつ、問題を解くごとに合格へ近づいていく

これから1級の合格を志す方にとって、
当記事が、何らかのご参考になっていればとても嬉しく思います。

本日は、ご覧いただき誠にありがとうございました◯

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